三井住友カードのカードローン|特長や申込方法・審査・返済までを徹底解説

三井住友カードのカードローン|特長や申込方法・審査・返済までを徹底解説

テレビCMやSNS広告で一度は目にしたことがある「三井住友カードローン」。

消費者金融でお金を借りると金利が年18.0%相場なのに対して、三井住友カードローンは金利が年1.5~14.4%と、低い金利設定であることをご存じでしょうか。

また三井住友カードローンは、独自のキャンペーンの利用により、さらにお得に借り入れが可能となっています。

今回はお得で便利な三井住友カードローンの特長や申込方法、審査から返済について詳しく解説します。

この記事を読んでわかること
  • 三井住友カードローンは「カードタイプ」と「振り込み専用タイプ」の2種類がある
  • 三井住友カードローンは金利が年1.5~14.4%と低い金利設定
  • キャンペーンを利用すれば3ヵ月利息0円
  • 真面目に返済すれば金利優遇が受けられる
  • 最短で翌日振込が可能
  • 24時間365日いつでも利用ができる
目次

三井住友カード|カードローン概要

「株式会社三井住友銀行」が提供している個人向け融資サービスのひとつです。

三井住友カードのカードローンは、「カードタイプ」と「振り込み専用タイプ」の2種類があります。

内容カードタイプ振り込み専用タイプ
申込対象年齢満20歳以上69歳以下満20歳以上69歳以下
申込可能条件安定収入のある人(学生は除く)安定収入のある人(学生は除く)
年会費無料無料
利用上限可能枠900万円まで900万円まで
実質年率1.5~15.0%1.5~14.4%
借入方法ATM/口座振込口座振込
手数料ATM手数料がかかる(1万円以下…110円、1万円超…220円)振り込み手数料無料
資金使途自由※事業性資金には利用不可自由※事業性資金には利用不可
担保・保証人不要不要
遅延損害金年20.0%年20.0%
利用方法全国の銀行・コンビニのATMから利用可能WEBから利用可能

最大3ヵ月利息が0円になるキャンペーン

最大3ヵ月利息が0円になるキャンペーン

2022年5月31日(火)までの期間内、三井住友カードのカードローン新規入会の人を対象に、入会後最大3か月利息が0円になるというキャンペーンがおこなわれています。

最大3か月利息が0円になるキャンペーン例

2022年1月入会⇒2022年2~4月の利息0円

2022年2月入会⇒2022年3~5月の利息0円

2022年3月入会⇒2022年4~6月の利息0円

キャンペーン対象期間中は、元金のみの返済額となります。

キャンペーン期間は5月いっぱいまでですが、審査や本人確認書類の不備などがあると特典を受けられない可能性があるため、余裕をもって申し込みしておきましょう。

三井住友カードローン6つの特長

一般的な金融機関でのローンとは異なり、三井住友カードローンにはいくつか特長があります。

申込者の状況で内容によってはメリットになる点もあるため、申し込みする際の参考にしてください。

最短翌日から借入可能

申し込みはWEBからの手続きとなり、わざわざ店頭に行く手間がなく自宅でおこなえます。

問題なく手続き・審査が通った上で「初回振込みサービス」を指定した場合は、申込後から最短即日で借り入れができます。

急な出費が必要となった人には助かるサービスでしょう。

返済実績に応じた金利優遇がされる

返済実績に応じて、年々金利が下がるサービスで翌年度から利率を0.3%ずつ、さらに5年目で最大1.2%引き下げられます。

引き下げ条件は入会日から1年間、毎月の返済に遅れのない人を対象とします。つまり真面目に延滞なく返済していると特典があるサービスとなります。

24時間いつでもどこでも借り入れができる

24時間いつでもどこでも借り入れができる

原則24時間、全国のコンビニATM、三井住友銀行をはじめとする提携銀行のATM、スマホやパソコンからいつでも借り入れ可能です。

またスマホやパソコンを使ってWEBから申し込む場合、原則24時間365日いつでも借り入れが可能で、土日・夜間も指定口座に振込可能です。

※振込専用タイプはWEBか電話より利用可能。ATMは利用不可。

※メンテナンス期間を除く。

対象のコンビニ

セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・ミニストップ

※ATM手数料がかかる。(1万円以下…110円、1万円超…220円)

提携銀行

三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行

※提携銀行のATMをご利用の場合、所定の利用手数料・時間外手数料がかかる。

何度でも借入が利用可能

一般的なローンは申請で希望した金額を一度に借入をして毎月返済していく仕組みのため、何度も借入は利用できません。

しかし三井住友カードのカードローンは契約限度額の範囲内であれば、何度でも借入は可能です。

また契約限度額上限まで借入をしても、返済した分を新たに借入することが可能となります。

ご利用枠の上限は900万円

申込利用枠額の条件としては、年収の3分の1以内となります。

そのため利用枠上限の900万円借りるには年収2700万円が必要となるため、ここまで高額の借入を利用することは稀だと思いますが、この条件は申込前にしっかりと覚えておくべきでしょう。

年収の3分の1以内というのは、他社の金融機関での借入も含まれます。

つまり年収300万円だとその3分の1である100万円まで借入可能ですが、他社の金融機関で既に50万円借入を利用していたとしましょう。その場合、残りの50万円が利用枠となるのです。

担保なし・保証人なしで借入可能

金融機関で借り入れをする場合は担保や保証人が必要ですが、三井住友カードローンでは担保も保証人も不要で利用できます。

使い道が自由なローン

ほとんどのローンは住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなど使い道がきまっています。そしてそのことを証明する書類が必要となる場合があります。

しかし三井住友カードのカードローンは資金使途が自由です。生活費や旅行費、急な慶弔費などの急な出費に備えることができてとても便利です。

三井住友カード|カードローン金利は年1.5~14.4%

三井住友カード|カードローン金利は年1.5~14.4%

借り入れをする際、知っておきたいのが金利についてです。少しでも金利が低くできるかが、最大のポイントです。

消費者金融は金利が年18.0%相場なのに対して、三井住友カードローンは金利が年1.5~14.4%と低い金利設定に加えて、あらゆるサービスを利用すればさらに金利が下がることも。

また三井住友カードのカードローンでは「カードタイプ」と「振り込み専用タイプ」があり、その2つで金利が変わってくるのが特徴です。

結論からいうと「振り込み専用タイプ」の方が490万円までの利用枠では「カードタイプ」よりも0.6%金利が低くなります。500万円からは、どちらのタイプでも金利は同じになります。

利用枠カードタイプ振り込み専用タイプ
50万円以下15.0%14.4%
60万円~100万円12.4%11.8%
110万円~290万円9.8%9.2%
300万円~490万円7.8%7.2%
500万円~690万円4.5%4.5%
700万円~890万円3.5%3.5%
900万円1.5%1.5%

ATMから直接借り入れをしたい人はカードタイプを選ぶ必要がありますが、490万円以下の借り入れ希望でWEBからの振り込みに対応できる人は、金利がお得で振り込み手数料無料の振り込み専用タイプがおすすめです。

カードレスなのでカードを持ち歩く手間も、ATMにわざわざ行く必要もなくなります。

三井住友カード|カードローン返済方法は元金定額返済

借り入れをする際は、返済についてしっかりと理解して利用する必要があります。

三井住友カードローンの毎月返済は、一定の元金定額返済金+利息となります。元金定額返済金とは、定額の「元金」に利息が上乗せになるため、月々の返済額は変動します。

メリットとしては、返済を重ねるごとに月々の返済額は減っていき元金が早く減るため、比較的利息総額が抑えられます。

返済方法元金定額返済
返済期間・回数最長15年1ヵ月・181回
返済方法ATM・インターネット口座振替による返済
返済日毎月10日または26日より選択※銀行休業日の場合は、翌営業日

返済計算について

実際に申し込みをする前に、返済についてシミュレーションした上で借り入れをしましょう。無理のない余裕のある返済を心がけることが大切です。

三井住友カードローンの返済システム

・毎月返済額(元金定額返済方式)=返済元金+利息

・利息=利用残高×金利(実質年率)÷365日×借り入れ日数

※1日分の利息=利用残高×金利(実質年率)÷365日を表しています。

10万円の借り入れ(年率15.0%、返済元金5,000円、借り入れ日数30日)の場合

返済計算例

【返済元金】5,000円+【利息】1,232円=【初回返済額6,232円】

利息計算例

【利用残高】10万円×【金利】15.0%÷365日×【借り入れ日数】30日=【利息】1,232円

三井住友カードローンの元金定額返済金

利用残高元金定額返済金
入会時5千円
10万円超1万円
50万円超1万5千円
70万円超2万円
110万円超3万円
170万円超4万円
200万円超5万円

三井住友カードローンの公式サイトでは、「借入金額」「返済月額」「借入金利」の入力によりシミュレーションができるため、ぜひ利用しましょう。

三井住友カード|カードローン審査の通過ポイントは「安定と信用」

三井住友カード|カードローン審査の通過ポイントは「安定と信用」

カードローンを利用するには、条件を満たして申し込み審査に通る必要があり、金融機関や借り入れ金額によって、年齢や収入の申し込み条件が異なります。

では三井住友カードローンの申し込みでの審査基準についてみていきましょう。

申し込みの審査基準

年齢満20歳以上69歳以下で安定収入のある方(学生は除く)であれば、お申込みが可能とのこと。

月々給与が安定している会社員はもちろん審査に通りやすいのですが、バイトやパートなど高収入でなく通るか不安な人は、三井住友カードローンの公式サイトより事前に簡易審査を行うと良いでしょう。

審査に落ちる理由

定職について安定した給与がある場合でも、審査に落ちる可能性はあります。

ではどのようなことが理由で審査に落ちてしまうのかみていきましょう。

信用情報に問題がある

金融機関で借り入れを申し込みすると、必ず信用情報について信用情報機関に照会されます。

信用情報機関には現在のローン利用状況や過去の返済について記録が残されており、返済を長期延滞していたことや、債務整理をしたという記録が残っていると、金融機関は信用情報に問題があると判断して審査が通る可能性が低くなります。

一度返済トラブルがあると5~10年間記録が残るため、現在問題がなくても今後注意が必要です。

他での同時カード申し込みや借入額が多い

金融機関によってはカードローンを申し込む際に「他社借入件数」「他社借入金額」を申告しなければならない場合があります。

一般的に他社での借り入れが3件以上あると、新規でのカードローン契約は厳しいと言われています。

信用情報機関には返済状況だけでなく、過去6か月間に申し込みをしたカードローンの件数も分かります。

もし短期間に複数申し込みをしていると「申込ブラック」と判断され、審査の通過が難しくなります。

また、申し込みが契約まで至っていない場合の記録も、他社で審査が落ちたものと捉えられてしまうことがあります。

また借入総額を制限する「総量規制」という制度があり、簡単にいうと「貸金業者は、本人の年収3分の1の額を超えた貸し付けをしてはならない」というものです。

つまり、お金を借り入れする側は「総借入額が年収3分の1までしか借り入れはできない」ということになります。

初めての借り入れで、過去の返済記録に問題がない人も、今後これらのことは知っておくとよいでしょう。

虚偽・誤った情報の申告をした

少しでも審査を有利にしようとして虚偽の申告をしても、必ず発覚してしまいます。

また、故意でなく間違った申告をした場合も金融機関側に虚偽と判断され、審査に落ちる可能性もあります。

虚偽の申告をしないことはもちろんですが、申し込む際は十分気を付けて手続きをおこないましょう。

在籍確認について

三井住友カードローンを利用する際は、申し込みした人を信用情報機関から調査します。

現在のローン利用状況や、過去の返済に問題がなかったかする際は、代表番号ではなく自分が所属する部署の電話番号にして、できるかぎり自分につながりやすい番号を申告するという方法があります。

また在籍確認の際、消費者金融は基本的に会社名を名乗りません。しかし銀行やクレジット会社の在籍確認は、会社名を名乗る可能性はあります。

ただ銀行やクレジット会社は借り入れ以外のサービスもあるため、会社の人に何か聞かれた際は「クレジットカードの本人確認の電話です」などとは答えられ、借り入れをした事実まで述べる必要はありません。

在籍確認は本人が電話に出るとすぐに終わり、本人以外の人が出た場合も在籍していることが確認できたら問題なく完了するため、それほど警戒する必要はありません。

だからといって虚偽の申告は契約違反であり、それが発覚するともちろん審査に落ちてしまうため、正しい情報で申告しましょう。

三井住友カード|カード発行までの流れ

三井住友カード|カード発行までの流れ

ここからは申込方法を紹介していきます。三井住友カードローンはすべてWEBからの申込方法となります。

必要書類を準備してから、申し込みを進めていきましょう。

1.WEBからお申込み

「カードタイプ」の「振り込み専用タイプ」のどちらか希望する方を選択し、WEBより申し込みの手続きをします。

申込みフォームに従って入力を行い、利用代金支払い口座を設定します。

2.必要書類を提出する

「本人確認書類」「収入証明書」など必要となるため、WEBよりアップロードにて提出。難しい場合は、郵送にて送付します。

利用金額枠によって必要となる書類が異なるため、下記をご参考にしてください。

希望利用枠が50万以下の場合

下記の「本人確認書類」を2点提出する。

【運転免許証・パスポート・健康保険証・住民票・マイナンバーカード】

希望利用枠が50万超もしくは、三井住友以外での借入れ残高と希望利用枠の合計が 100万円超の場合

「本人確認書類」を2点+下記の「収入証明書」を1点提出する。

【(最新の)源泉徴収票・(最新の)確定申告書・(直近2カ月+1年分の賞与明細書の)給与明細書】

3.審査・発行

審査完了後、カードが発行されます。

審査は通常発行の場合は最短即日、即時発行の場合は最短5分で審査が完了し、メールにて審査の結果が届きます。

4.初回振込みサービス

「カードタイプ」を希望した人はカードが到着前でも、申し込み最短当日より希望額を設定口座への振り込みが可能です。

5.カード受け取り

審査通過して一週間程で、簡易書留にてカードが届きます。

※振込専用タイプの場合は会員番号が記載された紙の書面が届きます。

三井住友カード|カードローン返済方法

三井住友カード|カードローン返済方法

毎月の返済方法としては、指定の口座から自動引き落としとなります。

返済日は申し込む際に自分で10日か26日で選択できます。

返済日締め日・返済日
10日の場合毎月15日に締め切り、翌月10日に引き落とし
26日の場合毎月月末に締め切り、翌月26日に引き落とし

その他にも返済日以外で、臨時での返済も可能です。

返済を早く終えるほど利息を払わずに済むため、余裕のあるときはできるだけ返済するように心がけましょう。

返済方法としては、三井住友銀行や提携金融機関のATM、三井住友銀行指定口座への振り込みも可能です。

注意点としては、返済の度にATM手数料(1万円以下…110円、1万円超…220円)がかかります。

三井住友カード|カードローン利用にあたっての注意点

これまで解説したようにカードローンは、とても便利なサービスですが、その分注意も十分に必要です。

利用を申し込む前に注意するべき点を確認しておきましょう。

金利を調べた上で借り入れを利用する

お金が必要だからといって、金利について理解せずに借り入れすることは大変危険です。自分がどの程度の利息を抱えて返していくかは知っておきましょう。

もちろん返済期間が長くなればなるほど利息は発生します。支払総額を少しでも減らすためには、臨時収入やボーナスなど余裕のあるときに多めに返済すると良いでしょう。

それを繰り返すことで、早く完済できて支払総額を減らすことにつながります。

他のローン審査などに影響が出ることを理解しておく

一度借り入れを利用すると、信用情報機関に記録が残ります。

その記録は5~10年程残るため、仮に返済を長期延滞などしてしまうと、本当にローンが必要な時に借りられないという問題が起きてしまうため、借り入れは慎重におこないましょう。

三井住友カード|カードローンのまとめ

カードローンは、しっかりと理解した上で利用するととても便利なものであり、カードを作っておくと、急な出費が必要になったときも安心です。

また最大のポイントである金利についても、消費者金融で借りるよりもお得ということも分かりました。

さらに三井住友カードローンが行っているサービスを利用することで、金利は下げられます。

百聞は一見に如かず。三井住友カードローンの公式サイトでは、返済方法などカードローンの様々なシミュレーションが簡単に診断できるので、一度診断をしてみると具体的な数字がわかるため、判断基準になります。

お金を借りることには、もちろん注意点もあります。なにより借りた分は今後のためにも、計画的に返済していきましょう。

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